ロックギター講座 ピックアップ調整編
ロックギター講座 ピックアップ編
今回はピックアップの調整の重要性について解説します。
ロックギターと言えば「歪み」のあるサウンドで「ギュイーン」っと鳴らすイメージだと思いますが、ちょっとギターの知識がついてくるとピックアップの高さを調整して必要以上に弦に近づけたりしてしている人をよく見かけます。
確かにピックアップを弦に近づける事でパワフルなサウンドになりますが、まだ経験の浅いうちは必要以上に弦に近づけ過ぎると演奏の上達に支障が出てしまいます。
かと言ってピックアップの高さ調整は演奏者の機材や演奏する音楽ジャンルによって様々です。
ピックアップの調整方法と注意点。
間違った調整をしていると・・・。
過度にピックアップを高くしていると以下のデメリットが生じます。
・音の強弱がつけにくくなる。
常に音が大きく出てしまうので演奏に表現力が無くなります。
・ミュート(消音)しても音が出てしまう。
ミュートがしっかり出来ないのでは「常に雑音が出ている」事と同じです。
・音作りが難しくなる。
アンプやエフェクターの効果が出すぎて雑音の様に聞こえてしまいます。
・練習していても上達しているのか分からなくなる。
練習して指は動くようになっても「音は雑音のまま」では表現力の上達に大きく
影響が出ます。(だいたい飽きたり挫折する人はこれに陥ってます。)
過度にピックアップが低すぎると以下のデメリットが生じます。
・音の強弱がつけにくくなる。
常に音が小さく出てしまうので演奏に表現力が無くなります。
・ミュート(消音)しなくても音が出なくなってしまう。
ミュートテクニックが上達しなくなるので「下手なまま」で終わってしまいます。
・音にパワーが無い。
どんなに良い機材を使っても音にパワーが出なくなります。
ロックなら尚更ですが演奏の醍醐味が無くなってしまいます。
・練習していても上達しているのか分からなくなる。
これも表現力の上達に大きく影響が出ます。
以上のことからピックアップの調整って凄く重要なんです。
初心者で不安な方は1度ギターをリペアなどに出して調整してもらうのも良いかもしれませんね。
安心して練習に打ち込める状態を作る事は凄く重要なんです。
今回のロックギター講座はピックアップ調整編でした。
ではまた・・。